JACKE HOODIE(ヤッケ フーディ)
ヤッケを販売したのが2018年
もう6年も前の話しとは、、
6年も継続して同じ形を作り続ける事ができるなんて、、
ヤッケが売れてくれた時は本当に嬉しかったなぁ〜
売れるかどうか分からないものを販売する恐怖
今もそれは変わらないけれど
仕入れ価格だけでも売れてくれれば、、そんな感じで
当時のプレッシャーは相当でした、、
名前の由来など当時のことが気になるかたは
また、あの時はこうだった話しか!?
そう言わず少しだけ聞いてください、、
だって当時は僕らみたいな小さなブランドが
アウトドアウエアを販売するなんて
白い目は言い過ぎかもしれないけど
お遊びの様な感じで見られていた?
絶対に負けたくない(誰に?)
パイ、規模も全然違うもので
当時は「ガレージブランド」なんて言葉の認知などなく
off the gridだって並ばずに入れたくらい
ニッチなカテゴリーでしたから。
海外のブランドとは違う日本に合うもの
僕らが着たいと思うもの!
きっとみんなも喜んでくれる!
そんな気持ちで開発
当時アパレルの経験がない僕ら、信頼できる人に頼みたい
だめ元でアクシーズの柳谷さんに頼み込んで
OEM生産してもらったのでした。
(今回の生産は違います)
そうそう
神戸のアウトドアセッションで隣のブースになったので
準備の最中に恐る恐る思いを伝え
(告白かw)
熱意で押し切る?
今もそうですが、アクシーズは商業化したオフグリも
一抜けし、販路も独自の目線で選ぶ
作るものも当時はかなりニッチで尖りアイテムだらけ
カグヤだっけかな?レインだけど紐で前を止める服
ツユハライは今もあるけど、あれを売るなんて、、
企業でありながら普通とは違う
そんなブランドであり柳谷さんなわけですから
僕らの考えも理解してもらえるはず!そう思ってお願いしたのです!
決してアクシーズのブランドネームを利用した訳ではない!
そんな下心ではない!
だって初回販売の時はアクシーズ生産を伏せて販売しましたから!
でも品質表示にアクシーズクインって間違えて入ってしまい
結果バレたんですけどねww
5年も続く中で
素材はこのままで良いのか?
違うデザイン、用途も少しづつアイデアが出てきた頃
コロナや、円安、原材料の高騰etc
昨年から原価が1.5倍に跳ね上がり
頭を悩ませる事態に、、
僕らのものづくりの根幹と言いますか
メインはあくまでバックパックを含めた自社生産
アパレルは商売の軸ではない
だから利益よりも買いやすい値段にしたい
リスクは大きけど
自社販売にすれば価格は下げられる
リスクを避けてては勝負にならない
ザ・ガレージスピリッツ!
ものが良くても高くては意味がない
しかし、、仕入れ値が1,5倍、、、
仕入れ値が上がったなら上代もそうするの?
でも僕らのアイテム、ブランドにはそこまでの力がない、、
本当はどうなのか?
正直1,5倍にする勇気が持てませんでした、、
とは言え昨年そのダメージは大きかった、、
今年は値上がり分あげるのか、、
昨年以上に利益を削るのか、、
一体オレは何がしたいのか、、
初心に戻り
僕らが作りたいのは山の道具
ウインドシェルと言う道具が2万円を超えて良いのだろうか?
そんなことが頭の中でぐるぐると、、
う〜ん、、
これはいい機会なのかもしれない
JACKEを一から作り直そう!
改めて素材から見直し。
当時PERTEX EQUILBRIUMを使用したのは
愛用していたウインドシェルの素材がそれで
自分の中での実績もあり
小さなブランドとして説得力のある素材を使いたかった
一色500m近いロットに加え価格の高さ
それだけのものを使って本気を見せたかったのです。
在庫品を使ってジャブで様子を見るのではない
まぁジャブは悪くないか、、
Tシャツからスタートしたアパレルも今や20型以上
素材も同様にサンプル開発も含めると年間相当数になる
当然知識も増えました。
PERTEXは間違いなく良い素材ですが
知名度はなくてもそれと同等もしくは勝る生地もたくさんある
それを探し、適正に見分ける能力が
今の僕らにはあるのです!!
だから新しい素材を使います。
耐風性はそのままに通気度を上げて
ストレッチする
そして軽い
それが今回の素材です
15D×15D
通気度70cc
ナイロン100%
メカニカルストレッチ
(横、斜め)
今までのEQUILBRIUMが30Dの通気度15ccでしたので
スペックだけ見るとだいぶ進化しています!
ただEQUILBRIUMには数値以上の良さがあったので
今回の生地も自分の肌感覚で色々な条件下で試してみました。
羽織った際の最大の印象としてはその軽さ
服の前を閉めずに風に煽られると
肩がはだける事がありますよね?
はだけたことに気づかないくらい軽い!大袈裟ではなく
羽織っている感じがほとんどしない
それだけ薄いのに風を通しません。
パッキングする時は毎回何を削るかですよね?
これだけ軽いなら持って行こうと思えるはず!
蒸れに関しては個人差があるから大袈裟なことは言えないけど
これで蒸れるなら何を着ればいい?
そんな感じです。
山でテストはするけれど何度も納得行くまで
出来るほど時間がない。
それに気温、湿度、体調
毎回違うので比較は難しいのが実情、、
山でテストを数回したところで本当にわかるのか?
以前は山で使って、テストをしているところを見せるべきと
思っていましたが、色々と冷静に試すのは同じ条件下であるべきなんですよ
疲れ切った際に見えてくるスペックもありますが、、
神頼み?
レインなら着たままシャワー浴びたり
今回は真冬に寒い寒いと言いながら
サーキュレーターで風を当ててみたり
馬鹿みたいだけど数値に頼らず独自のテストをしています
EQULIBRIUMは二重織のWフェイスで
汗がベタつきませんでしたが
今回の生地は、生地自体の質感、織り方で
凹凸のある表情があり肌離れがよくベタつきません
まぁ、この辺も汗の量は人それぞれでしょうけど、、
質感はヤッケより少しコシハリ?がある感じ
ヤッケの表面はツルッとしっとりとした感じですが
もう少しドライで紙の様な感じと言えば良いのでしょうか?
もちろん耐久撥水加工ですので
多少の雨なら弾いてくれます。
Sサイズで70g(カーディガンタイプの重さです)
デザインは違いますがヤッケより約20g軽くなっています。
つまり
ヤッケより薄く軽く湿気も抜ける
生地のサラサラ感はそのままに
ストレッチ性がプラス
そんな感じでしょうか?
素材を変えるならより良くなっていないと意味がない!
そしてデザイン!
ヤッケ開発当時、アパレルはTシャツしか販売しておらず
Tシャツの上に羽織れるもの、
レイヤリングの幅?そこまで考えておりませんでした、、
そんな余裕が出来たのはここ最近、
今やシャツやフーディーなど種類も多くなり
ブルーボトルだけでつま先から頭まで完結できる様になり
レイヤリングについて改めて考えてみたのです。
アノラックではなくもっと羽織りやすいものにしたい
シャツの型数も増えたからシャツとの相性も大事
アルファフーディにも使いやすい様に!
羽織りやすく暑さが篭らない
少し寒い時にさっと羽織れるもの
そこで思いついたのがカーディガン
僕は会社員時代は自分の椅子にカーディガンを置いて
冬はもちろん夏のエアコンが寒い時もさっと羽織れるので
年中使っていたのです。
用途としてのカーディガンの汎用性もそうなのですが
15デニールという極薄の生地を使い複雑な型にしようとすると
縫製面の難易度が上がり綺麗に作ることが難しくなります
極薄の生地を使いさっと羽織れる服のバリエーションは狭い、、
シンプルなカーディガン型にすることで
使い勝手と縫製面
その二つをクリアする事ができました。
ただカーディガン型だけでは対応できない場面がある
強風の場合首元が開いているので風の侵入を防げない
やはりウィンドシェルである以上
風に強くなければならない
フーディーも必要だ!
カーディガンとフーディーの二刀流!
(使い方あってます?)
ヤッケを作った際、一般的なデザインとしては
フードとフードなしの2種類が主で
各ブランド少しずつ内容を変えつつも
そこそこの売り場シェアがあった気がします
ここ数年レインウエアが薄く軽くなり
ウインドシェルとの兼用?
そんな使い方をされる方が多くなった?
そんなこともあり需要が減った?
そんな気がしていたので
ここは改めてオーソドックスなウインドシェルも作ってみよう!
一周回って普遍的な物を作るなんて自分でも不思議ではありますが
ニッチな用途から作り始めたからこそ出来る
普遍的があると思うのです。
ヤッケで好評だったワキのしたのポケットは継続
コレを改めて説明しますと
サコッシュやチェストベルト、ウエストハーネスに
干渉しない位置を探し続けていたら脇の下になり
使ってみると意外と便利
ちょっとしたものをしまうのに便利なのです
ファスナーは逆開式のWスライダー
脇にもベンチレーションの菊穴
手首には部分的にゴムを入れ込みサムホール付き
袖口もストレッチバインダーという選択肢もあったのですが
少々重くなったとしてもしっかりとした作りにしたく
この形状にしました。
ふと手首を見たときに少し手の込んだ作りを見て
少しだけ満足度が上がる
高級感とか必要以上の縫製テクニックではない
機能と両立した細かな作り
そんなことも大切だと思うのです。
裾には左右にバンジーコード
シリコンストッパーなのでバネを押す面倒がありません
フードは軽量化を兼ねてストレッチバインダーを採用
よほどの小顔な方でない限りフィットしてくれます。
逆も然り生地がストレッチしてくれるので。
フードを小さめにしたかったのは強風でパタパタ音がするのが嫌なのと
フードを被らない時に邪魔になりにくい様にした結果でもあります
意外とフードがあるだけで重さを感じませんか?
ヘルメットは面倒ですがフードの上からお願いします。
ヘルメットを被る回数と重さを天秤に測るなら後者を優先させました
圧倒的にフードを被らないシチュエーションの方が多いわけですからね
世の中、万が一の想定を優先させすぎて複雑になりすぎている
僕は勝手にそう思っています。
(シンプルなフードですが被りやすいと思います)
首の立ち上がりを長くしてフードをしていなくても
暖かく感じるようにしています。
丈を少し長めにしたのは、この少しの長さが温かさにつながるから
チンガードも付けてますので首の皮を挟む心配ありません
サイズ感はいつものアイテムより少し大きめにして
蒸れにくい様にしています。
風でパタパタする?
でもピタッとするより空気の層があるから暖かくも感じます。
(アルファなど重ね着も想定)
背面の首元にはループをつけてマッシュバンドをつけてます
共生地のループだけでも引っ掛けるのに便利ですが
せっかくマッシュバンドを作ったのでこう言う使い方も面白いかなと
それにマッシュバンドをかますことで服を痛めにくいし
汗をかいたりして濡れたときなどマッシュバンドで
ザックに引っ掛けて乾かせます
袋付き
色々と使える形も便利ですが
餅はもち屋?蛇の道は蛇?
用途に応じてフーディーとカーディガンの2型
どちらもコンパクトになるし軽い
自分の山歩きに合わせて選んでみてください!
僕としてはぜひ2つとも(笑)
ネガティブな要素は薄さ故の強度
マイクロリップストップですから引き裂きには強い
表面の強度もあります。
ただどうしても尖ったものは弱いです
普通に転ぶくらいなら問題ないですが
ポケットに何か入っていたり尖った石があったり
体重もそれぞれでしょうから、、
僕の経験上、鹿よけの柵を通る際に針金に引っ掛けたり
朽ち果てた柵の有刺鉄線にも要注意!
その程度でしょうか?
新しい
JACKE HOODIE
どうぞよろしくお願いします。
サイズ : XS~XL 5サイズ
*モデル154cm女性PURPLE SAGE – XS着用
MAGNET – S着用
モデル178cm男性 PURPLE SAGE – Mサイズ着用
MAGNET – Lサイズ着用
付属袋 底直径7.5㎝ × 深さ15㎝
*正確なサイズのご案内を心掛けておりますが、お手元にお届けする商品と表記寸法の間に多少の誤差が生じる場合がございます。
重量 : 98g(Sサイズ)
素材 : ナイロン100%
カラー : 写真上から
PURITAN GRAY(ピューリタングレー)
PURPLE SAGE(パープルセージ)
MAGNET(マグネット)
生産国 : 中国
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